結婚相手と出会えるとビビっと来るって、確かに聞きますよね。

そして実は、私もその一人です。初対面でビビっと来ました。相手のことを何も知らないですし、初対面ですからもちろん好きでもない相手です。なのに、一緒に生活しているイメージがどんどん頭に浮かんで来ました。これが俗に言うビビっとなんだな、とすぐに分かりました。

そこから恋愛に発展するまでは驚くほど早かったです。燃え上がるような大恋愛に発展しました。たくさんの障害もありましたし、擦れ違いもたくさんありましたが、燃え上がる二人を誰も止めることはできませんでした。何も見えないまま突っ走り、私たちは1年の交際を経て結婚することになりました。年齢差もかなりありましたし、私はまだ若かったので、周囲にとても反対されました。特に両親や姉兄たちは、第一印象から彼を気に入らず、とても心配していました。けれども、若くて何も見えていない私は反対を押し切り、結婚に至ったのです。

結論から申し上げますと、3年で離婚しました。

燃え上がる恋は、本当に燃え尽きてしまったのです。

好きすぎて何も見えなくなり、お互いで束縛しあうこともありました。お互いを尊重することもできず、絶えず喧嘩をしていました。結婚してから、実家とは少し距離の離れた所に住んでいましたので、近くに頼れる知り合いもいませんでしたし、まだ地元を離れて大学に通っている友人ばかりでしたので、友人に相談することもできずにどんどん自分だけで悩みを抱え込むようになっていきました。

しかし、このままでは自分がダメになってしまう!と思い、思い切って友人や姉に相談するようになりました。時には、高速を使って2時間もかけてかけつけてくれた親友もいました。たくさんの人の助けを借りて、かなりの年月はかかりましたが、ようやく離婚に至りました。離婚は、噂通りとても体力を使います。ですから、できれば最初から離婚をしない相手を選びたいものです。

それから数年は、傷を引きずりながらも歯を食いしばって頑張りました。傷が癒えてくると、やはり周囲の元夫を見る目は正しかったのだと痛感しました。

そして出会ったのが、今の夫です。

ビビっとなんて、全然来ませんでしたよ。

初対面の時、とても幸せに満ちた優しい表情をしていたので、新婚さんかな?最近子供が生まれたのかな?と直感で思い、「お子さん生まれたんですか?」と聞いてしまったほどです。私の直感はよく当たると自他共に認めているのですが、直感が外れたどころか、結婚もしていないし彼女も募集中とのことには少々驚きました。

それから恋愛に発展するまではかなり時間がかかりました。元夫とは正反対です。離婚で少々男性にはトラウマを感じていましたので、じっくり人を見極めてからお付き合いするようになりました。周囲にも紹介しました。今度はとてもいい印象を持たれたようで、私の兄に至っては、この人を逃したら次はないぞ、と言うほどでした。

そして、1年以上お付き合いした後に再婚しました。今は結婚8年目に突入しましたが、子宝にも恵まれ、とても幸せな結婚生活を送っています。

そういえば、結婚会見で「ビビっと来た!」と言った某有名人夫婦もいらっしゃいました。ですが、離婚されています。

友人にも、同じことを言っている子がいましたが、結局その方とは結婚せず、違う相手との間に4人の子をもうけてとても幸せに暮らしています。

ですから私は、ビビっとはあてにならないと思っています。生きて行く上で直感もとても大事ですが、結婚相手に関しては直感を頼らずにじっくり見極めることをおすすめします。

最初の結婚をビビっとに頼った私が言うのも説得力はありませんが、よく考えてみれば、これから長い年月をともに生きて行くパートナーを、直感に頼ってしまう方がなんだか怖い気がしますよね。

また、結婚は当人同士の問題と言う人もいますが、やはり子供ができたりすると、お互いの両親や兄弟とも付き合いが深くなります。ですから、相手の両親とも相性も大事になってくるかと思います。将来的に一緒に住まなければならない状況になることも視野に入れて、両親や兄弟とも結婚前に何度か会って信頼関係を築いておくと更によいのではないでしょうか。

ビビっとくる相手がいなくても、焦る必要はありません。

ですが、人を見極める力をつけることはとても大切だと思います。好きになってしまうと、あれ?おかしいな?と思うことがあっても、見えなくなったり許してしまいがちです。しかし、好きな気持ちが少し落ち着いてくると、徐々に許せなくなってきてしまいます。あれ?おかしいな?と思ったことは、案外何年経ってもおかしいと思うものです。もちろん、完璧な人なんていませんから、おかしいな?と思うことはたくさんあるかもしれませんが、その中でも決定的におかしい!と思う何かがある時は、慎重に見極めるべきだと私は思います。

ちなみに私の例えですと、元夫はゴミを平気でポイ捨てする人でした。好きだった時は、一応注意はしましたが、私がやればいいことだと思い、都度拾いに行っては捨てていました。けれど、数年たっても変わらず、人としての質を疑うようになりました。やはり、おかしいと思ったことは慣れることはありません。他にもそのような質を疑うことがたくさんありましたので、きちんと見極めるべきだったと反省しました。

ビビっとに頼らず、しっかり見極めて幸せな結婚生活が待っていることを願っています。